『人混みが自然になくなりそうな気がするので(笑)』
|
吾歩むは常世辺の道。
吾が望みし者の他、何人も踏み入れること能わぬ。 汝も、吾とともに歩むを望むか? |
||
『うっかり色んな穴場を知ってそう。遊び人だけあって(笑)』
|
その昔、京・祗園なぞ訪なったことがある。
血の薫風を嗅ぎつつ、遊女を愛でる……風情よな。 現世と違い、なかなかに退屈せぬ世であった |
||
『班行動そっちのけで抜け出して、
神聖な神社仏閣で愛でられたいv』 |
フフフ。神域を穢すのも一興、よな。
ともに神の斎垣(いがき)を踏み越えようぞ? |
||
『そのまま、みんなの元に帰れるか不安ですが、
楽しそうなので笑』 |
フフフ……然り。もはや汝に戻る術は、ない。
なれど今生の名残に、この世ならぬ快楽(けらく)を汝に与えてやろうぞ |
||
『午前は散策で、午後は宿で枕投げ(笑)』
|
ふっ……ここに来て吾に牙を剥くか。
だが、ヒト如きが、吾に敵うと思うてか? 吾が手足となる蛇(くちなわ)は、無数ぞ? |
||